モリンガとは

モリンガ(和名:ワサビノキ)は、インド北部原産の植物で、暖かい地域に自生しています。
日本国内では、沖縄や九州南部などの暖かい地域でなければ越冬することができません。
モリンガの木の歴史は、文献によると数千年前まで遡ることができ、古代から様々な用途で人間と関わりを持ってきました。
その薬効や栄養におけるモリンガの価値は、世界中に認められ、インドから世界へ分布するようになりました。

和名:ワサビノキからも分かる通り、その味はわさびのようなツンとした軽い辛味があり、意外にも私達日本人には馴染みやすい食材でもあるのです。

奇跡の樹モリンガ

モリンガは、別名「奇跡の樹(Miracle Tree)」や「生命の樹(Tree of Life)」と呼ばれています。
その栄養価の高さと様々な薬効により、そう呼ばれるようになりました。

モリンガの特徴には以下のようなものがあると言われています。

  • ビタミンA、ビタミンC、鉄、カリウムなどのミネラルが豊富
  • 炎症を抑える作用があると考えられている
  • 血圧を下げるのに役立つGABA(γ-アミノ酸)が豊富で約18種類のアミノ酸が含まれている
  • 不溶性食物繊維および水溶性食物繊維が含まれており、腸内環境を整えるのに役立つ

また、モリンガの根は、強固な根系を持っており、厳しい環境でも効率的に栄養分を取り込み水分を吸収することが可能です。
そのため、干ばつの激しい地域や、過酷な環境下での栄養補給源として、多くの人々の命を支えてきたのです。

葉は、モリンガで最も特徴的で有名な部分です。
⾒た⽬が美しいだけでなく、豊富な栄養素が含まれており、貴重な栄養補助⾷品として使われています。
鮮やかな緑色の原因となるクロロフィルを多く含んでおり、太陽の光を大量のエネルギーに効率よく変換することができるため、光合成のスピードが速く、スギの20倍以上の二酸化炭素吸収量を誇ると言われており環境に優しい木でもあります。

幹は最初緑色ですがところどころ白み掛かってきて、木が大きくなればなるほど白色が濃くなり、太く強固となり、多くの枝を支えます。
樹⽪は害⾍や異常気象などの外部の脅威に対する保護バリアとして機能します。
さらに、樹⽪は必須栄養素と⽔分の貯蔵場所として機能し、⽊が⼲ばつや栄養不⾜に耐えられるようにします。

種子

種子は、生命力に満ちたエネルギーと栄養の貯蔵庫です。
独特な形と色をしており、頑丈な種皮によって守られています。
モリンガの種⼦は、⾼レベルのタンパク質、健康的な脂質、ビタミン、ミネラルを含むため、その栄養成分が特に注⽬されています。

根・樹皮・枝

モリンガの⽊の根、樹⽪、枝は何世紀にもわたって伝統医学やさまざまな実⽤化に利⽤されてきました。
根や樹⽪には、アルカロイド、フラボノイド、フェノール化合物などの薬効のある化合物が含まれており、消化器疾患から呼吸器疾患に⾄るまでの病気の治療に使⽤されてきました。
そしてモリンガの枝は、その殺⾍性と防⾍性の特性により、防虫フェンスの材料、動物の飼料、天然殺⾍剤の材料としても使⽤されています。


本然農園ではこの奇跡の木モリンガを、無農薬・無肥料で栽培し、安全な食品などへ加工して販売しています。
日本ではなかなか馴染みのないモリンガのパワーを少しでも多くの人に知っていただき、「あなたの身体を救いたい」をモットーにモリンガ製品の製造・提供を続けています。